雑雑読書日記25 海について、あるいは巨大サメを追った一年:ニシオンデンザメに魅せられて
少し前にこんな本を読みました。
海について、あるいは巨大サメを追った一年:ニシオンデンザメに魅せられて
海について、あるいは巨大サメを追った一年:ニシオンデンザメに魅せられて
- 作者: モルテン・ストロークスネス,岩崎晋也
- 出版社/メーカー: 化学同人
- 発売日: 2018/07/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
ノルウェー北部に位置するロフォーテン諸島周辺の深海には、ニシオンデンザメという巨大サメが生息する。本書は、この神秘のサメに魅せられた二人の男が、小さなゴム製ボートに乗り込み、サメ用の釣り針、350メートルの釣り糸、6メートルの鎖を使用して捕獲に挑んだ1年間の記録だ。その物語はサメの捕獲にとどまらず、海洋生物、天文、環境問題、詩、文学、神話、歴史、北欧の地誌など、人と海、人と環境をめぐる話題へと縦横に発展する。生命の素晴らしさ、自然の美しさと厳しさなどを活写した、珠玉のノンフィクション。2015年ノルウェー・ブラーゲ賞ノンフィクション部門受賞作。
amazonさんから引用
私のレビュー
ニシオンデンザメという300年から400年くらい生きるサメが冷たく深い海に住んでいる。この本はそのサメを釣ろうと知人の男性と一緒に海に出る物語。普通の釣り紀行かと読んでみるとこれがとても滋味あふれる深い話。海やサメのことに限らず、地元の漁師のこと、伝説や空のこと他を静かに語る。ノルウェーの作家の本で馴染みは少ないが翻訳がとてもよくて読みやすかった。この既設こういう本は暖かく静かな場所でコーヒーを呑みながら読みたかった。私にはそういう環境がないのが残念だ。おすすめの一冊。図書館本。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
ニシオンデンザメのことを調べてみました。
【閲覧注意】400歳のサメを発見!最強の脊椎動物ニシオンデンザメが凄すぎる!
400年というけれど1629年に生まれたというと
・1615年 大阪夏の陣で大阪城は落城し、豊臣氏は滅びる。
そんな時代から生きているなんて・・・・・・・・すごいですね
宇宙のことは望遠鏡で覗く事ができても身近な海の底を全部みたことのある
人は誰もいないですね。
まだまだ未知の生き物がいることは間違いありません。
伝説のシーサーペントいてほしいです。^^