雑雑読書日記34 なにもすることない日には
なにもすることのない日、みんななにをしているのかと思うことがあります。
小学校の頃、休みと言っても土曜日の半ドンで半日と日曜日
今のように家族でどこかへでかけることなど滅多にありません。
近所の友だちのところに行ってもいないとき、うちにあったマンガ本も
何度も読んでぼろぼろになっている。冷蔵庫をあけてもなにもおやつらしいものは
はいっていない。だからただゴロゴロしていたことを覚えています。
テレビをつけてもNHKと民放が1局しかはいらない田舎ですから
テレビをみる選択肢もない。
ゴロゴロしていたころはなにをかんがえていたんだろう。
でもあのゴロゴロがいまになって思うと自分にとって重要な意味が
あったのかもしれません。
かまやつひろさんにギャートルズの歌があって歌はちのはじめさん
この歌をきくとホッとします。ぼんやりしていることに落ち着いてしまいます。
このなんにもないことが今大事なのは生活していると一日中いろいろな情報が
どんどんはいってきます。ネットです。
ふりはらおうとしても執拗に襲ってきます。なんでもすぐにニュースになって
入ってきます。それはそれで便利ですが
考えるとテレビと新聞、ラジオで情報を得ていた時代のほうがいまより
ずっと自分に自身を持って生きていたとおもうのです。どうでしょう。