雑雑読書日記20 植草甚一自伝を読んだ
初出は伝説の雑誌『ワンダーランド』や『宝島』に載せられたエッセイ集。植草甚一氏の
エッセイで面白いのは読者向けというよりいつも自分の思いつくまま見たまま書いているよう
に思う。街をぶらついておいしいコーヒーを飲ませる喫茶店のこと、通りがけに見かけた
おもしろいデザインのシャツを買ったり古本屋でどっさり買った本が持ちきれないので
タクシーに詰め込んだとか素敵な切手を見つけてコラージュを作ったり他。
氏はいまどきのブログの先駆けのようなものをすでに書いていたのではないか。
こんなアナログな人はもう現れないかなー。図書館本
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本に音楽に映画にコラージュに雑文に・・・まだまだ。
元祖マルチな人、植草甚一氏。
50歳を越えてからJAZZの虜になったとてもファンキーなじいさん。
明治40年生まれだから亡くなってもうずいぶん経つけれどいまだに著書は売れている
ファンも多いです。
どれも素敵な本だったけれど特に好きだったのは
植草甚一スクラップブックシリーズです。
その一部
若い頃は買えなかったけれど新装されて出版されたとき何冊か買いました。
図書館に置かれていることも多いので興味のある方はどうぞ!
YOUTUBEを眺めていたら懐かしい!
HI-FI SET(ハイ・ファイ・セット) / HI-FI BLEND
ファンキー爺さん 植草甚一とは全く関係ない動画ですが・・・・・・・