雑雑読書日記19 「危うし! 小学校英語」を読んだ
こんな本を読みました。
私は小学校の英語教育はするなとは言えないが本書にも書かれているようにまずは母語が確
立してからのほうが良いと思う。教える側も教え方や能力にも差がある、いやありすぎるので
はないか。確かに幼児から教えて末はバイリンガルになったら親の面子も立つもの。
しかしほんとうに英語能力を高めるのはモチベーション。今後はプログラミングも教えるそう
だけど小学校からあれもこれも詰め込みすぎではないか。
ゆとり教育を唱えているわけではなく国語の基礎をしっかりやってから何事も教えないと
意味がわからない英語やプログラムができてくると思う。
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日本語以外に英語が子供が誰しも話すことができたらおおいに結構。
多少でも理解できたらそれは楽しいだろう。
本書によると日本人の子供を持つ親の半分以上が子供の英語教育に賛成らしい。
ネットや本をみると子供の頃からの英語教育は大事だという意見が多い。
それが商売になる時代尚更のことだ。
しかしそれを教える教師のスキルと子供の英語に対するモチベーションはその
教師と子供次第だ。楽しみながら英語を学び習得できればいいことだろう。
英語やプログラミング以外にもその子供にとって得意なことがなにかあるはずだ。
音楽、スポーツ、美術、他。
みんなが出来ることも大事だと思うがみんなが出来ないことを出来ることも
大事だと思う。
英語がわからなくても英語の歌を聞いて楽しむのはそのメロディーやリズムで
楽しんでいるからだ。英語アレルギーはいい加減にしてそろそろ母国語の
良さを認めていってはどうだろう。
フレディー・マーキュリーのLove kills1を聴きながら書いてみました。
バックの映像はフリッツ・ラングの名作でもあり私の大好きな『メトロポリス』
Freddie Mercury - Love Kills ( Metropolis ) ( Star Rider Remix 2006 )