雑雑読書日記

六十一歳戌年、日々是休日 adobeイラストレーターを独学中。昭和、読書、音楽、映画の他爬虫類の飼育、散歩と下手な写真が趣味。独学記と身近な出来事。

なぜ図書館に来るジジイは新聞を読むのか

私もジジイですから大きなことは言えません。

が、私より一回りくらいジジイは図書館にいっぱいいます。

図書館には新聞が置かれています、大手の新聞から地方紙ときには英字新聞も。

なぜかスポーツ新聞もあります。エロ記事やギャンブルのことも載っています。

でもエロ本や競輪必勝法なんていう本はありません。

そのジジイたちの好物は新聞です。新聞を読むジジイやババを観察していると

新聞を速読しているのかいないのか猛烈な速さでめくる、その逆にルーペで丹念に

隅から隅までじっくり読む、新聞を持ったまま眠る、新聞からいっしょうけんめいに

何かを手帳に書き写している、なかには記事を読み上げているなど他いろんな方がおら

れます。

私は新聞を読むのは構わないけれど高速新聞めくりジジイは大の苦手です。携帯電話や

メールの禁止は当たり前ですが高速新聞めくりはなんとかしてほしい。

30分くらい車を走らせたところにある隣市の図書館はその点、新聞を閲覧するだけの

部屋があって本の閲覧場所とは隔離されています。だからあのガサツのおとがしない。

こんな図書館をわが市にも欲しい。

しかし我が市はあちらこちら立派な公民館を作っています。

トイレだってウォシュレット。我が市の図書館は和式と洋式でも冷たい便座タイプ。

隣の芝生はよく見えるのかもしれませんが・・・・

 

超高齢社会、これからますますジジイ、ババアが増えます。その一員として

これからの図書館はどうなるのか、新聞もたくさん置かないといけない。

ジジイ、ババアがますます新聞をめくる。めくる音が大きくなる。すると

新聞の音が増幅されてラドンモスラの羽ばたき音みたいなことが起きます。

当然猛烈な風圧で図書館は崩れて跡形もなくなり呆然とする図書館の司書たち。

頭の上から本に混じって大量の新聞が降り注ぐ、そんな事になりそうですね。