雑雑読書日記

六十一歳戌年、日々是休日 adobeイラストレーターを独学中。昭和、読書、音楽、映画の他爬虫類の飼育、散歩と下手な写真が趣味。独学記と身近な出来事。

雑雑読書日記43 『闇に魅入られた科学者たち』という本を読んだ

サブタイトルは 人体実験は何を生んだか

 

闇に魅入られた科学者たち―人体実験は何を生んだのか

闇に魅入られた科学者たち―人体実験は何を生んだのか

 

読書感想は

 

NHK-BS1で放送された「フランケンシュタインの誘惑」制作班による本。5章からなり、

 

イギリスの解剖医ジョン・ハンターからナチスの医師。ロボトミー手術を考案した医師、

 

国家的ドーピング、史上最悪の心理学実験からなる。特に気になったのはロボトミー実験。

 

映画『カッコーの巣の上で』で主人公が病院に反抗的な態度をやめないために施術されたも

 

の。彼はすっかり廃人になるまでが描かれていて印象的だった。後半に書かてていた化学者の

 

言葉「科学は平和なときには人類へ貢献するが戦時には国家へ貢献する」という言葉が印象に

 

残った。

 

この中で書いている「カッコーの巣の上で」は

 

カッコーの巣の上で (字幕版)
 

 こんな映画です。

 

1963年9月のある日、オレゴン州立精神病院に一人の男が連れられてきた。
ランドル・P・マクマーフィ。彼は刑務所の強制労働を逃れるために狂人を装っていた。
しかし精神病院はもっと悲惨な状況にあった。絶対権限を持って君臨する婦長によって運営され、患者たちは無気力な人間にされていたのだ。
さまざまな手段で病院側に反抗しようとするマクマーフィに、患者たちも心を少しずつ取り戻し始めた。
そんな彼の行動に脅威を感じた病院は、電気ショック療法を開始するが、マクマーフィも脱走を計画し始める…。

ケン・キージー原作のベストセラーを映像化。
感動のラストシーンが印象的。

予告編がYOUTUBEにありました。


『カッコーの巣の上で(One Flew Over the Cuckoo's Nest)』 予告編 Trailer 1975年